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外国人の防災

令和3年10月15日の法務省出入国在留管理庁の発表によると令和3年6月末現時点における在留外国人の人数が282万3,565人で前年に比べ6万3,551人(2.2%)減ったとあります。コロナで訪日外国人が減りましたが、それでも5年前の238万人に比べて(44万人以上)18%以上増えています。
地震大国である日本において、海外から訪日され生活している方、旅行されている方が自然災害に直面した場合の不安や負担は私たち日本人以上に大きく感じることでしょう。
弊社は誰一人として取り残さない防災対策の社会づくりに向けて、外国人が災害時に言語や宗教上の食べもの、生活習慣の違いなどによる障壁(バリア―)無く、平等に支援が受けられる環境づくりに努めて参ります。

参考資料:出入国在留管理庁HP
令和3年6月末現在における在留外国人数について | 出入国在留管理庁 
在留外国人統計(旧登録外国人統計) 結果の概要 | 出入国在留管理庁 

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災害時のために私たち日本人が知っておきたい外国の方へ配慮すべきこと

自然災害大国に住む私たち日本人は、何か自然災害が発生した場合、その後に起こる被害が想定でき、どう行動すべきかが分かります。しかし、自然災害に対する知識を培う教育や過去の被災経験や情報がない外国人が突然の自然災害に見舞われた場合、何かが発生したことは分かりますが、どう行動すれば良いかわからず混乱することが想定できます。近年日本でも共生社会の考えが浸透する中、来日観光客の増加や少子高齢化に伴い人手不足を背景に外国人の受け入れが進んでいます。文化が違う方々にも自然災害のことやその後の行動について正しく知ってもらう必要がありますが、そのためには、私たちが災害に纏わる情報を伝えていかねばなりません。

短期で来日する方に対して

災害の影響で停電が発生した場合、交通機関の運休や大混雑が発生する可能性があります。特に観光など短期で来日した方の多くは情報収集の手段を知らないため、駅や観光地でどうしたら良いか分からず混乱してしまうでしょう。過去の災害では、日本語がわからない、分かっても専門用語で難しい、専門用語が多くて理解できないといった課題もあったため、近年では多様な多言語音声翻訳や18言語ニュースなどのアプリやツールが開発され活用することができます。しかしながら、こういったアプリやツールがあることを知らない方も多いと思われます。そのために、駅や観光地で困っている方がいたら私たちから教えてあげることも心掛けたいポイントです。また、避難所に避難できた外国の方に支給する食品についても宗教上の理由で食べられない食品もありますので、私たちもそういった方がいることを知っておきましょう。

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長期にわたり日本で生活する方に対して

先述のとおり日本に暮らす外国人は増加傾向となっています。災害時においては人種を問わず皆さんで協力し災害を乗り切ることが理想です。しかしながら、長く暮らしていても言語の理解ができなかったり、情報があっても知らなかったりとまだまだ課題があります。特に避難所での生活が余儀なくされた場合、やはり言語の配慮、宗教上の困りごとへの配慮が必要です。そういった視点では、平時より地域にどういった方がいて、どのくらい住んでいるのかを把握しておくことが望まれますし、近隣に外国の方がお住まいの場合は、できるだけ普段からコミュニケーションをとっておくことで私たち自身がその方たちの文化や習慣の理解を深めておくだけでも良いと思われます。

お役立ちツール

外国人に向けた防災案内

外国人のための減災のポイント(ポスター)

PDFダウンロードはこちら

出典:内閣府防災情報ページ

災害時情報収集

Safety tips

観光庁が監修した外国人旅行者向け災害時情報提供アプリです。(15カ国語対応)

PDFダウンロードはこちら

外国人の困りごと&解決

外国人への日本人側のサポート

コミュニケーションが心配①
外国人のためのヘルプカード

東京都では、外国人のためのヘルプカードを作成・配布しています。定期券サイズで災害・急病・怪我など緊急時の対応、情報の入手方法、指さしにより簡単な意思表示ができる会話集などをコンパクトに記載しています。詳細は東京都生活文化スポーツ局ホームページをご覧ください

外国人向け防災情報|東京都生活文化スポーツ局

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コミュニケーションが心配②
ピクトグラム

一般財団法人自治体国際化協会(クレア)では自治体向けに避難施設用のピクトグラムの案内をしています。

詳細ページはこちら

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コミュニケーションが心配③
多言語指さしボード

一般財団法人自治体国際化協会(クレア)では自治体向けに避難所などで、日本語ができない方とのコミュニケーションに使える指さしボードを作成しています。

詳細ページはこちら

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正確な情報なのか心配
多言語拡声器

多言語拡声器「メガスピーク」には、日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語で606用語が収録されており、タッチ操作のみで学校や施設の外国人に災害の伝達や正しい誘導放送が出来ます。

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防災用品の食べ方、使い方がわかるか不安(言語)

防災用品・非常食において多言語の説明書き商品があります。

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避難所での食事が心配

宗教上の理由でたべられないものがある方に向けたハラル対応食品があります。

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おすすめ商品

ハラール対応非常食

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5年保存のアルファ米おにぎり

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5年保存のアルファ米 多種

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7年保存の米粉クッキー

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ハラールとは?

ハラールはアラビア語の言葉、ハラール = ハラル = Halal
ムスリムが日常生活において、口にするもの、身に着けるものは、イスラム法で許可されているものがハラールとなります。それ以外のものや活動がハラーム(非ハラール)になります。

外国語表記のある商品

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簡易トイレ

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エアマットセット

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非常用多言語拡声器    
収録用語入・パネルタッチ式